事業内容
公益社団法人神奈川県産業資源循環協会は、神奈川県内の産業廃棄物処理業者が大同団結して、平成元年4月に社団法人神奈川県産業廃棄物協会として発足し、平成23年6月に公益社団法人として設立いたしました。当協会は、産業廃棄物の適正処理・資源化を推進し、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図り、もって県民福祉の向上に寄与することを目的としている公益法人です。神奈川県をはじめ関係行政機関、排出事業者及び県民の皆さんのご協力をいただき、活動を行っています。
協会の仕事
協会では、県民の利益の増進に寄与するための公益目的事業、会員のための共益事業、総会・理事会の開催等の管理事業を行っています。
- 【公益目的事業1】
産業廃棄物の適正処理のための安全衛生等の普及啓発及び情報提供等による普及啓発 - 1.法定事項の遵守、コンプライアンス等の向上及び不法投棄・不適正処理の防止の普及啓発並びに調査研究に基づく普及啓発
- 産業廃棄物の処理に係る委託契約書、マニフェスト、処理業の許可、特別管理産業廃棄物処理責任者等の制度等を普及啓発しています。 また、不法投棄防止を普及啓発するとともに、会員の優良事業所や優良従業所や優良従業員を顕彰して適正処理を普及啓発しています。 産業廃棄物の適正処理の課題を調査研究しその成果を普及啓発するとともに、関係行政機関等に改善を提言しています。
- 2.資料・情報の収集・提供、広報による普及啓発
- 適正処理推進の基盤である労働者の安全・安心と経営の安定化に向けて、処理業の安全衛生の向上・徹底を普及啓発しています。
- 3.安全衛生の向上・徹底の普及啓発
- 産業廃棄物とその処理に関する情報を収集・提供し、産業廃棄物の適正処理を普及啓発しています。
- 4.連合会等との連携による適正処理の普及啓発
- 都道府県域を超えて処理される産業廃棄物の適正処理を推進するため、全国の処理業者や関係団体と連携・協力して適正処理を普及啓発しています。
- 5.体験学習会等による普及啓発
- 県民、児童・生徒等に、環境を守ることの難しさや産業廃棄物処理と処理業界への認識を深めてもらうため、産業廃棄物の排出から処理までの過程を見学・体験してもらう体験学習会を開催しています。
- 【公益目的事業2】
産業廃棄物の適正処理に関する研修会、講習会等の開催及び後継者等の人材育成 - 1.研修会、講習会等の開催
- 産業廃棄物処理業者及び排出事業者の適正処理の意識と資質の向上のため及び職場の安全衛生と産業廃棄物処理業界の安全衛生水準の向上のため、 法令、知識、技術及び技能に関する研修会、講習会、セミナー及び視察見学会等を実施しています。
- 2.後継者、若手経営者等の養成
- 産業廃棄物処理業経営者の後継者を養成するため、処理業の知識や経営、教養などに関する研修会、青年部会の自主企画による産業廃棄物の適正処理のための公益活動を行っています。
- 【公益目的事業3】
- 産業廃棄物に関する相談対応、指導・助言及び処理業者の紹介
- 産業廃棄物処理業者、排出事業者、県民等からの産業廃棄物処理に関する相談や苦情申出に対応して適切な処理を指導・助言し、 廃棄物の処理を必要とするときは専門の処理業者等を紹介しています。
- 【公益目的事業4】
- 災害廃棄物の処理の支援等
- 地震等の大規模災害発生時の災害廃棄物の処理支援を希望する市町村と災害廃棄物処理支援協定を締結し、協定による災害廃棄物処理を想定して本部連絡体制の確認と地区連絡網等の整備・確認を行っています。
- 【共益事業】
- 会員及び会員の従業員の精神的安定、元気回復等のため、ゴルフコンペ、ボーリング大会等を行います。
- 【管理事業】
- 協会運営の基本となる事項を協議・決定するため、総会、理事会等を開催しています。